これは、子どもが全国大会の上位入賞をする親に言われた言葉である。
そのときに自分が感じたのはまさにその通りということだ。
多くの親は、道場に行けば強くなる、回数を重ねれば強くなると思っているが、自分の感想ではそれだけでは不十分であると感じている。
例えば、20人弱が2時間の稽古をするとすると、先生が自分の子供にアドバイスすることは一言、二言である。それは、成長へのヒントととらえている。
そのヒントをもとに家で自宅で家族で思考錯誤する作業が必要と思っている。
もちろん、メモとして残すのでもいいと思う。
子どもが強い親に共通しているのは、必ず練習を見ているということである。それは過保護とは少し違い、どうすれば強くなるか、上達するかということを一緒に考える作業であると思う。
自分も必ず練習はみるようにしている。そして感じたことや考えを子供に伝えるようにしている。
それは今度もやっていこうと思うし、成長するために必要なことと思う。
これは空手に限らず、子供が何か習い事をし成長してほしい、うまくなってほしいと思うのであれば、一緒に親も努力する必要がある。
その努力も自主練や思考作業などほかの人がやっていない空白の時間にやらなければいけない。